2022年3月1日18:50
ルミーズは、さらなる事業拡大に向けた新たな研究開発拠点として、本社のある長野県小諸市に「ルミーズペイメントラボ」(仮称)を新設し、2023年度中の完成を予定していると発表した。従来の開発拠点である長野県小諸市の本社に加え、本施設内に端末出荷センターを増床し、次世代決済における研究、開発体制の強化を目的としている。
同施設の役割は、次世代決済分野の研究・開発、IoT決済プラットフォームの開発、端末出荷センターの増設、新規雇用の創出による地域活性化となる。
同施設では、開設から5カ年計画で新規常勤雇用として50名の採用を目指しており、地域内の新規雇用創出への貢献が期待されている。また、地元教育機関の卒業生やU、I、Jターン採用によるIT人材の誘致と育成にも取り組み、地域活性化に貢献していきたいとしている。
ルミーズは、2001年よりクレジットカード決済サービスを提供開始し、以降決済手段を拡充しながらEC決済サービス、実店舗向け決済サービス、コールセンター向け決済サービス、自動精算機向け決済サービスへと事業領域を広げ、現在では対面・非対面双方に対応した決済センターを運営している。近年、デジタル技術の革新にともなう決済手段の多様化や、キャッシュレス決済の普及により、決済ニーズは複雑化しているが、ルミーズはさらなる事業拡大を推進するため、次世代決済領域であるIoT市場に対応した決済プラットフォームの開発体制を強化する。同施設をIoT決済プラットフォームの開発拠点として新設することで、技術力および開発力を一層強化し、新たなビジネスチャンスの創出・拡大を図るそうだ。