2022年4月22日16:00
ゆうちょ銀行は、2022年5月6日から、新たにキャッシュカード一体型Visaデビットカード「ゆうちょデビット」の取り扱いを開始すると発表した。同カードは、Visaブランドを付帯しており、年会費永年無料となる。利用者は、ゆうちょ銀行のWebサイトから申し込める。
なお、同カードの取り扱いにおいては、三井住友カードが業務・システムの運営を受託し、同事業を全面的にサポートするそうだ。ゆうちょ銀行と三井住友カードは、これまでにも「JP BANK カード」の発行(2008年5月~)、QR 決済サービス「ゆうちょ Pay」の推進(2020年5月~)など、ゆうちょ銀行のキャッシュレス推進に協働で取り組んできたという。
ゆうちょデビットは、1枚のカードで、ゆうちょ銀行のICキャッシュカードとしても、Visaデビットカードとしても使用できる。利用は口座残高の範囲内、かつ、利用額は即時に口座から引き落とされるため、現金感覚で、ネットショップを含めた世界中のVisa加盟店で利用可能だ。
さらに、「Visa のタッチ決済」機能付きのため、レジにあるリーダーにタッチした支払いも可能だ。
なお、カードデザインは、ゆうちょ銀行のコーポレートカラーであるグリーンをベースに、2 種類のデザインを用意した。また、カード情報(カード番号や通帳記号番号等)をカード裏面に集約することで、デビットカード利用時におけるカード情報の盗み見のリスクを低減している。
なお、カード発行にあわせて、5月6日~7月31日まで、「ゆうちょデビット 現金プレゼントキャンペーン」を実施する。①キャンペーン期間中にゆうちょデビットを新規申し込み、②お申込月の翌月末までに、ゆうちょデビットで 3 回以上お買い物、という2つの条件を満たした人へ500円をプレゼントするそうだ。
また、「ゆうちょデビット 現金プレゼントキャンペーン」の条件を満たした人のうち、2022 年1月1日時点でmijicaを持つ人へ、さらに500円をプレゼントするそうだ(自動エントリーで応募不要)。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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