2022年5月29日7:00
マネーフォワードは、 地域金融機関向けに、スマートフォンで銀行のさまざまなサービスを利用できる「BANK APP」を提供開始した。「BANK APP」により、地域金融機関の利用者は、口座開設・資産管理・資金移動・ローン・各種手続きなどのさまざまな銀行サービス(段階的に実装予定)を、スマートフォンで利用できるようになる。また、地域金融機関は、「BANK APP」によって、利用者との接点の強化や窓口業務のデジタル化、システムのクラウド化を実現し、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進できるとしている。第1弾として、同社は、「BANK APP」を栃木銀行へ来春に導入する。
アプリ提供サービスは、口座開設、家計や資産の見える化、高額出金時のアラート機能、ワンタップでの振替・振込、ローンの借入・返済、eKYCを活用した各種取引や諸手続き、来店予約、ファイナンシャルプランナーへの相談を挙げる。また、クラウドサービスは、取引状況や利用状況が一目でわかる顧客管理サービス、顧客プロファイリングを活かした効果的なデジタルマーケティングサービス、デジタルに不慣れなお客さまを丁寧に支援するカスタマーサポート代行サービスを挙げている。
なお、「BANK APP」は、「Money Forward X」が提供する『マネーフォワードFintechプラットフォーム』上の新たなサービスだという。
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ペイメントナビ編集部
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