2022年6月14日18:30
GMOペイメントゲートウェイの連結会社であるGMOペイメントサービス(GMO-PS)は、BtoB取引向け後払い決済サービス「GMO掛け払い」を、ecbeingが提供する法人向けECサイト構築パッケージソフト「ecbeing BtoB」と2022年6月14日より連携すると発表した。経済産業省によると、日本国内のBtoC EC市場規模は2020年時点で19.2兆円、 EC化率は2015年の4.7%から8.0%となっている。またBtoB EC市場規模は同年334兆円で、 EC化率は2015年の27.4%から33.5%となり、BtoC・BtoB取引ともにEC化が進んでいるそうだ。
このような中、GMO‐PSはEC事業者に対しBtoC EC取引向け後払い決済サービス「GMO後払い」とBtoB取引向け後払い決済サービス「GMO掛け払い」を提供している。両サービスはリアルタイム与信の提供、業界最低水準の料金、事業者の運用に応じた柔軟なカスタマイズができるといった特長があるとしている。GMO-PSでは、より多くのEC事業者を支援できるよう、「GMO後払い」「GMO掛け払い」とECカートやEC構築ツールなどの連携を進めている。一方、ecbeingは、BtoC・BtoB取引にかかわらず、さまざまな機能で各EC事業者のビジネスに合わせたECサイト構築を可能とするパッケージソフト「ecbeing」を提供している。今回の連携により「ecbeing BtoB」を活用してBtoB ECサイトを構築する事業者は、「GMO掛け払い」の導入をより短期間・効率的に行うことが可能だ。
なお、 BtoC取引においては、 既に「ecbeing」と「GMO後払い」の連携を行っているそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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