2022年8月18日14:00
PayPayは、2018年10月よりキャッシュレス決済サービス「PayPay」の提供を開始し、3年10カ月で登録ユーザーが5,000万人を突破(2022年8月18日時点)したと発表した。これは、日本の人口の約2.5人に1人が利用していることになる。
PayPayは、年間約50回のアプリアップデートを行っているという。サービス開始当初は、支払いに特化した「決済」アプリとして誕生した「PayPay」だが、今ではアプリ内で、資産運用や保険、ローンなどの金融系のサービスや、ショッピング、映画の予約、フードデリバリーなどのサービスを提供している。また、全国に22カ所ある営業拠点を中心とした営業活動により、加盟店は374万カ所に拡大し、実店舗やオンラインサービスなどで利用できる。また、2018年12月に開催した「100億円あげちゃうキャンペーン」や大型キャンペーンの「超PayPay祭」、地方自治体と連携して取り組んでいる「あなたのまちを応援プロジェクト」など、PayPay独自のインパクトの強いマーケティングを行っている。
国内QRコード決済における「PayPay」のシェアは決済取扱高、決済回数ともに約3分の2を占め、国内No.1となるそうだ。
マイナンバーカード保有者を対象に、キャッシュレス決済サービスを通して最大2万円分のポイントが付与される「マイナポイント第2弾」がスタートしているが、マイナンバーカードの新規取得等において他のキャッシュレス決済サービスを登録された人でも、健康保険証としての利用申込みと公金受取口座の登録で決済事業者を変更し、「PayPay」を登録することが可能なため、「マイナポイント第1弾」を上回るペースで登録者数が増加しているそうだ。その結果、「マイナポイント」の登録先に「PayPay」を選択いただいた方が約900万人、付与したポイントの総額が約1,000億円となった。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト