2011年3月1日12:04
決済代行事業者のSBIベリトランスと、日本ベリサインおよびベリサインの子会社である日本ジオトラストは2011年3月1日から、Amazon Web Services LLC (Amazon)が提供するクラウドサービス「Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2)」の利用顧客およびSBIベリトランスの利用顧客を対象に、日本で初めてとなる1日単位での購入・利用が可能なSSLサーバ証明書の販売を開始すると発表した。サービス名称はワンコインSSLで費用は100円/日 (税別)。販売窓口はSBIベリトランスとなり、購入期間は最大365日。決済手段はクレジットカードのみとなる。
ワンコインSSLは、Amazon が提供するクラウドサービス「Amazon EC2」の特長の1つである、実際に使用した分だけ料金を支払うというサービスに対応している。ジオトラストが発行する「ジオトラスト クイックSSLプレミアム」は、ウェブサーバとブラウザ間の通信を保護するSSL暗号化通信を可能とする電子証明書として、個人情報や決済情報の入力が必要なサイトを中心に広く採用されている。また、認証が自動で行われることにより、最短2分間での発行・利用開始が可能であるとともに、必要となるライセンスも同一のFQDN(コモンネーム)であれば1ライセンスの購入で複数台(上限無制限)のウェブサーバに複製して利用することができるという。
なお、ワンコインSSLはクックパッドが運営する料理サイト「クックパッド」での採用が決定している。