2022年10月14日19:38
Stripe は、2022年春に提供を開始したコンビニ決済や銀行振込などの日本市場に特化した機能に続き、セキュリティを強化する3D セキュア 2.0 (EMV-3D セキュア)へのアップグレードや、カスタマーポータルのノーコード化、 30 日間かかっていた売上入金サイクルを4日間に短縮するなど、日本のビジネスニーズに沿ったプロダクトの機能アップデートを実施した。
3D セキュアは、国際ブランド取引の不正利用を防止するための本人認証規格となる。3D セキュア 2.0 (EMV-3D セキュア あるいは 3DS2) は、一度だけ使えるワンタイムパスワードによる認証により、第三者によるアクセスの抑止や、パスワードの管理が容易となる。 ブランド認証ページに遷移する動きが必要となっていた前バージョンの 3D セキュア 1.0 (3DS1) と比べ、セキュリティの強化、認証手順の改善によるユーザビリティの向上とドロップ率(かご落ち率)の解消が期待される。なお、すでにStripe で 3D セキュア 1.0 を使用している場合、追加の対応を行う必要なく自動的に 3D セキュア 2 .0 へと移行される。また、昨今増加傾向にある不正使用および不審請求を機械学習で防ぐ Stripe Radar と組み合わせることで、より盤石なセキュリティ対策を行うこともできるとしている。
また、JCB 取引の売上の入金サイクルを 30 日から最短 4 営業日後に短縮し、Visa、Mastercard、American Express などの Stripe で扱えるすべてのカードブランドの入金日を同一にした。
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