2022年10月18日19:46
GreatValueは、静岡県浜松市の実証事業「Hamamatsu ORI-Project」の一環として、同社が提供する助け合いDXを活用した「浜松ヒーローズ」の取組みを開始した。
浜松ヒーローズは生活する中で困ったことがあった時、アクセスすることで解消できる生活に紐づく情報や、地元の課題を投稿し地元で解決をする場所や、住民同士の助け合いとして、「はままつPay」を使った地域内での依頼や引受けることができる共生社会を作り出せるようになっているそうだ。また、子供の通学路の注意すべきポイントなどが分かる事故があった場所の共有や、非常時の避難場所などのコンテンツも反映するという。
今回、市民の生活を情報で支援するためにオープンデータの活用と提供、そして市民も積極的に参加できるコンテンツを提供し、日頃から生活に定着することで、非常時にも即座にアクセスして危険の回避行動を取れる世界を目指す。また、「持続可能」を前提で行うために、同社の「助け合いDX」を活用し、コンテンツに対する「投げ銭」や「はままつPay」などで収益を得て、持続可能にすることができるという。開始後も取り組みに共感し、参加してもらえる企業や団体のコンテンツは追加可能であり、未来では市民、企業、団体、自治体が一体となり、協力してその時々の課題に対処できる場所も意識して提供を行うとしている。同活動を行うことで、新しい情報データが生まれ、さらに浜松市で生活する人々を情報で支援することにつなげていきたいとした。
Hamamatsu ORI-Projectは、浜松市が用意するデータ連携基盤を活用し、新しいサービスやアプリケーションの創出を目指す取組みとなる。デジタル・スマートシティ浜松の実現に向けた取組として、浜松市データ連携基盤活用モデル事例創出事業の「Hamamatsu ORI-Project」では、事業構想支援と事業検証支援という2段階の支援を通じ、データ連携基盤を活用した新たなサービスやアプリケーションの創出を図るプロジェクトとなる。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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