2022年12月6日18:49
Payment Technologyは、SBIグループを引受先とする資金調達を行ったと発表した。
同社は、買掛金・未払金の支払延長サービス「オクラス」、売掛金早期回収サービス「ハヤメル」、請求書の発行・受領共に一つのシステム内で可能なクラウド請求書サービス「請求書クラウド」を提供している。さらには「請求書クラウド」の機能強化を図ることで、電子帳簿保存法・インボイス制度への中小企業の対応を促進している。また、従業員への福利厚生目的として、社員が行った給与前払い申請に対し当社が立替払いを行い、企業のキャッシュフローを圧迫せずに、社員がいつでも給与を受け取れる「前払いできるくんLITE」は、財務審査なしで利用できる立替払型給与前払いサービスとなるそうだ。
今回の資金調達により、このようなサービスに対する需要の増加に対応するための運転資金として、また多様な決済サービスに対しての需要拡大を見据えたオンラインマーケティングに注力するそうだ。
同社では、今後も需要が見込まれるBtoB決済サービス「ハヤメル/オクラス」の利用企業のさらなる拡大により、中小企業を中心に企業の資金繰り改善へのさらなる支援を目指す。また2023年4月以降に解禁が検討されている「給与デジタル払い」への対応として、デジタルマネーを含む口座へ給与を振り分けることを目的としたサービス「エニペイ」を展開をすることで、給与の払い方、受け取り方自体に利便性を提供していきたいとした。
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ペイメントナビ編集部
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