2022年12月14日7:41
freeeは、2023年10月開始予定のインボイス制度に対応した請求書を無料で作成できるサービス「freee請求書」の提供を開始した。これにより、インボイス制度開始に伴い新たに請求書に記入が必要となった項目「税率ごとの消費税額及び適用税率」及び「適格請求書発行事業者の登録番号」に対応した請求書の発行が可能だ。
作成した請求書はfreee請求書上で取引先へメールで送付することができ、freee会計・freee販売と取引情報の連携も可能だ。電子帳簿保存法にも対応している。
特徴として、見積書・納品書・発注書など請求書以外にもさまざまな書類を作成することが可能だ。またフォームに沿って入力するだけで、リアルタイムで書類に反映され、プレビューを見ながら簡単に書類を作成できる。
さらに、50種類以上のテンプレートの中から自分にあったテンプレートを選択して書類を作成することができるという。書類に記載する項目はテンプレートから追加や変更を行うことも可能だ。
インボイス制度により新たに、端数処理のルールが明確化される予定だ。freee請求書を使えば金額を入力するだけでインボイスの計算方法で自動計算し、適格請求書の項目も満たした請求書を発行することが可能だという。
また、freee請求書では作成した書類は自動で電子データとして保存される。電子帳簿保存法で定められている削除履歴・訂正要件・検索要件にも対応。電子帳簿保存法に沿って利用することが可能だ。
freee請求書をfreee会計と連携させることで、取引先情報の連携が可能だという。また、作成した請求書の情報をfreee会計に自動で反映し仕訳登録ができる。今後は、入金ステータスを自動で管理する連携も予定している。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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