2023年4月7日9:18
マレーシアのSoft Space Sdn. Bhd.は、最新の資金調達ラウンドで 3150万米ドル(約41億円)の調達を実施したと発表した。
Southern Capital Group(SCG)Pte. Ltd.が今回のラウンドの資金調達を主導し、ラウンド全体としては既存株主のトランス・コスモス、戦略的パートナーシップを提携したジェーシービー(JCB)、RHL Ventures Sdn. Bhd.と韓国の KB Investment Co., Ltd.が共同運営するベンチャーキャピタルファンド Hibiscus Fund が参加した。今回調達した資金は、Soft Space の継続的な成長・事業拡大のために活用される。
Soft Spaceは、直近 2 年間で売上が約2倍となるなど、成長しているという。現在、Soft Spaceの総合決済サービスは、日本、ヨーロッパ、オセアニア、アメリカ合衆国等の 70 以上の金融機関やパートナーに採用されている。
今回の資金調達ラウンドにより、Soft Spaceは成長を継続させるとともに、決済を身近でリーズナブルなものにするという目標の達成を目指す。
2012年に設立された Soft Space は、マレーシアのクアラルンプールに本社を置く世界でも数少ない SoftPOSソリューション(市販携帯端末を用いたクレジットカード決済技術)の提供企業だ。世界23カ国の70以上の金融機関やパートナーが Soft Space の決済ソリューションを採用しているという。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト