2018年4月24日13:57
三井住友カードは、2018年3月12日、マレーシアのSoft Space Sdn Bhdへ出資を行い、Series B株の割当を受けたと発表した。
三井住友カードは、2017年1月13日にSoft Spaceと、主に東南アジアにおける決済ソリューション事業での協業に関して基本合意書を締結して以来、SMBCグループ各社の取引先企業に対し、Soft Spaceの決済ソリューションの提供を推進してきた。このほど、改めてSoft Spaceと資本業務提携契約を締結し、Soft Spaceへのアドバイザーおよび常駐人員の派遣を行い、Soft Spaceの株主・提携先企業との緊密な協業体制の構築を目指す。
Soft Spaceは、2012 年の創業以降、マレーシア、シンガポール、インドネシア、台湾などアジア太平洋地域の10カ国20事業者に対し、決済サービスを提供している。さらに 、Financial Timesの調べによると、Soft Spaceは 2013 年~2016 年におけるマレーシアでの成長企業ランキングにおいて第 2 位に選ばれており、また 2017 年には、出版社のAcePremier 社が刊行している Best of Malaysia 誌のテクノロジー&イノベーション分野の優良企業として取り上げられているそうだ。
Soft Spaceは、三井住友カードにとって東南アジアでの初めての出資先となる。今後三井住友カードは、Soft Spaceとの資本業務提携関係を活用し、SMBC グループ関連各社と共に、日本における決済事業のさらなる拡充と、成長著しい東南アジアの決済市場への参入を推進していきたいとしている。