2023年5月15日13:40
JR東日本グループは、預け入れが主な用途のロッカーについて、ウェブアプリ上での空き状況の検索を充実させるほか「予約、預入、受取、発送」の一台4役の機能を整備するなどロッカーの多機能化を進め、駅を物流の拠点にすると発表した。ロッカーの多機能化と駅の物流拠点化を推進するため、2023年7月3日にJR東日本スマートロジスティクスを設立する。
新たに導入するロッカーと物流事業者やEC サイトなどを配送プラットフォームシステムにより結びつけることで、これまでの預け入れだけでなく荷物や商品の受け取り・発送など新しいサービスの提供を可能する。
新型ロッカーを今後3年間で首都圏にて約1,000台(約3万口)導入する。利用者の需要に応じて各種サービスに割り当てるロッカー口数を変動させることで、各駅のニーズに適したサービスを提供するという。また、冷蔵機能を搭載したロッカーも導入し、多様な預入・受取に対応できる環境を整備するそうだ。
EC で申し込んだ商品を生活動線上の駅で受け取ることのできるライフスタイルを提案。また、将来的にはエキナカ・駅ビルなどの商品を営業時間外に受け取ることができるようにする。
列車荷物輸送「はこビュン」を活用した産地直送の商品の受取が可能になるほか、クリーニングや薬局などとの連携を通じてロッカーを拠点とした受け取りを推進するそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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