2023年8月9日13:40
ペイトナーは、総額約22億円のシリーズBラウンドをクローズした。ペイトナーは2022年12月にシリーズBラウンドファーストクローズで約19億円の資金調達を実施しており、今回の調達によりシリーズBラウンドでの累計調達額は約22億、2019年の創業からの累計調達額は約32億円となる。
第三者割当増資引受先は、W fund、オリックス・キャピタル、FFGベンチャービジネスパートナーズ、セゾン・ベンチャーズ、ユナイテッド、SMBCベンチャーキャピタル、Chatwork、アイキューブドベンチャーズ、識学、三井住友信託銀行、インキュベイトファンド、みずほキャピタル、他1社となる。デットファイナンス引受先は非公開。
今回調達した資金は、採用・組織体制の強化、プロダクト開発およびさらなるサービス品質向上のための研究開発に投資していく。今後、スモールビジネスに最適な収支把握と迅速な資金調達を可能とする「キャッシュマネジメントプラットフォーム」の構築を目指す。
併せて、ペイトナーは株式上場の準備を開始した。
ペイトナーは、受け取りから振込まで自動化する請求書受領サービス「ペイトナー 請求書」、融資や借入が難しいフリーランスの資金繰り改善をサポートする請求書前払いサービス「ペイトナー ファクタリング」を提供している。
「ペイトナー 請求書」は2022年9月の提供開始より累計決済金額37億円を突破、「ペイトナー ファクタリング」は2019年9月の提供開始から累計申込数が10万件を突破している。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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