2023年9月20日10:00
セレスの子会社であるラボルは、これまでフリーランス向けに提供していたカード決済サービス「labol(ラボル)カード払い」において、すべての法人で利用できるよう機能を追加した。これにより、フリーランス・小規模事業者(SMB)から大企業まで事業形態や規模を問わず資金繰り支援を実施できることとなった。
ラボルでは、2022年12月に「labolカード払い」の提供を開始し、フリーランスとして働く人々に利用されているという。これは、カード決済を利用したい事業者(フリーランス)とカード決済を受け付けていない取引先(カード非加盟店)の橋渡しを行う金融サービスで、現金振込の対応が必要となる費用の支払いをカード払いに置き換えるなどのケースで資金繰りを支援してきた。事業者は「labolカード払い」を利用することで最大60日間におよぶ支払いの先延ばしが可能だ。
今回、新設した「labolカード払い 法人向けアカウント」では、これまで提供していた24時間365日、時間・場所を選ばずにスピーディーに申し込める特徴はそのままに、企業の経理部門で同サービスを利用する際に求められる高いセキュリティの確保と、同一アカウント内で複数の担当者を設定できる機能を実装した。
これにより、法人として所有する一枚のクレジットカード(ビジネスカード)情報を複数担当者で共有しつつカード払いサービスを利用するなど、実際の企業における経理部門の業務フローに合わせた運用が可能となり、すべての法人で利用できるようになった。
なお、対応カードはVisa・Mastercard・JCBブランドとなり、利用のクレジットカードの限度額内で利用できる。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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