2023年9月25日12:00
学校法人松尾学園(佐賀県佐賀市)と三井住友カードは、三井住友カードが提供するVisaプリペイドカード「かぞくのおさいふ」・オールインワン決済端末「stera terminal」を導入し、弘学館での学内キャッシュレス取引を開始したと発表した。
これまで、弘学館では同学園が運営する寮の入寮者約500名の日常的な食費や小遣いについて、学校が生徒から一時的に現金で預かり、生徒からの依頼に応じて都度現金を手交するという運用を行っていたが、学校と生徒間での精算面の事務負担や、お金の使い道が分かりづらいことなどの課題があった。また、学内の売店などでの支払いは現金のみだったため、学校における事務効率化や、生徒が安心安全に支払いできる手段の導入を検討していた。
「かぞくのおさいふ」は、アプリを通じて親子間でコミュニケーションをとりながら、お金のやり取りができることや、事前入金のため使いすぎを防ぐことができること、万が一の場合はカードの利用停止ができることなど、安心して生徒が利用できるキャッシュレス手段であることから、今回、学内環境整備の一環として導入を決定したとしている。また、オールインワン決済端末「stera terminal」は、さまざまなキャッシュレス手段に対応できる端末であり、学校における事務効率化などにもつながるため、売店や学寮にも導入をしたそうだ。