2023年12月7日12:10
ペイルドは、クラウド型法人カード「paild(ペイルド)」において、従業員がスマートフォンから領収書と利用用途をまとめて登録できる機能をリリースした。今回の機能追加により、カード決済後の精算処理がさらにスムーズに行えるようになったという。
カード決済後の経費精算では、紙の領収書を経理に提出するために、出社や郵送の手間が発生する。また、領収書と利用明細を目視で確認し、手動の紐付け作業が必要だ。さらに、会計処理に必要な情報を従業員に確認することもあるという。また、インボイス制度対応のため、登録番号の確認など新たな作業が発生している。
これらの課題により、従業員や経理部門には業務負担が発生し、人的ミスが生じるリスクもある。このような課題を解消すべく、従業員がカード決済後に届くメールから、よりタイムリーに会計処理に必要な情報を入力できるように機能アップデートした。
具体的には、カード決済後すぐに従業員宛に届く領収書提出依頼メールに、入力画面へのリンクが追加され、メール経由で領収書と費目の登録ができるようになった。また、決済から1時間以内であればログイン不要で登録ページへのアクセスが可能だ。また「paild」は領収書に記載された適格請求書発行事業者登録番号をAI-OCRが自動で読み取るため、登録番号の入力や照合作業の手間を省くことが可能だという。
費目は、カード利用者が利用用途を申請する際に使う項目であり、切手/郵送代、出張費、会議費(5,000円以下)など勘定科目や税区分の設定ができる。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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