2023年12月19日15:00
一般社団法人メタバース推進協議会は、一般社団法人日本スマートフォンセキュリティ協会(JSSEC)、 一般社団法人セキュアIoTプラットフォーム協議会(SIOTP)と連携し、2023年2月に一部公開をした「メタバースセキュリティガイドライン」の第2版を発表した。
メタバース推進協議会は、”人間本来の暮らし方“日本人の生活文化の醸成、継承など、生活者主体の視点で、日本独自の生活文化プラットフォームをメタバースで創り育てることを目指すことを理念とし、2022年6月よりメタバース推進協議会内に設置したセキュリティ分科会において、JSSEC、SIOTP協議会を中心に、各分野の専門家で議論を重ね、メタバースに関わるバリューチェーンを網羅的に整理し、ユースケースからセキュリティ課題を抽出し、その対策・運用を協議してきた。
総務省と経済産業省にもオブザーバーとして参加してもらい、さまざまな意見をもらいながら、そのアウトプットとして発表するのが「メタバースセキュリティガイドライン第2版」となった。
同ガイドラインは、ユーザー/プラットフォーム事業者/コンテンツ事業者などの、メタバースに関わるすべての関係者に対して、情報セキュリティや利用環境上の課題と解決策を解説するとともに、安心安全にメタバースを利用・運用するために必要な要件を示している。
たとえば、デバイス情報・個人情報の登録、本人確認・本人認証、決済情報の登録などが記載されている。
さらには、同ガイドラインをベースに安心安全なメタバースプラットフォームを対象に、ガイドラインに記載される要件との適合性を検査し、認証する「メタバースセキュリティ認証制度(仮)」も検討しているという。
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ペイメントナビ編集部
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