2023年12月20日12:45
アルテリア・ネットワークスとアット東京は、通信ケーブル設備の敷設及び利用に関する協定を締結し、豊洲・有明エリアと芝浦・品川エリア間に、日本で初めて東京港を横断する通信用光ファイバーケーブルを敷設することを決定したと発表した。
通信は今や生活を支えるインフラとして、通話やインターネット接続に加え、キャッシュレス決済や防犯・防災、クラウドサービスの利用など、日常のさまざまな場面で活用されている。加えて昨今の働き方改革や動画配信等のリッチコンテンツの隆盛、DXやAI、IoTの普及などにより、データが集積するデータセンターの通信トラフィックは急増し続けており通信を支える光通信設備の増強も急務となっているそうだ。
アルテリアとアット東京は、弧状推進工法(以下、HDD工法)を用いて東京港を横断する通信用光ファイバーケーブルを敷設する。アット東京は、2024年7月を目標に既存データセンターに並ぶネットワーク接続拠点として芝浦・品川エリアに中央第3センターの新設を進めており、日本に加えアジア・世界の主要な金融事業者やコンテンツプロバイダ、通信事業者らが集結する東京の情報インフラを支える立場で貢献していきたいとした。アルテリアは通信インフラの立場から、IT企業が集積する豊洲・有明エリアとアット東京が提供する芝浦・品川エリアのデータセンター間を最短経路で大容量かつ低遅延なケーブルルートで結び、柔軟かつ多様な通信サービスで先端技術産業や国際金融都市としての東京を支えていきたいとした。
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