2024年1月31日8:35
鹿児島市交通局、三井住友カード、鹿児島銀行、鹿児島カード、ニモカ、QUADRAC、ジェーシービー(JCB)、レシップは、2024年3月1日より、三井住友カードが提供する公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用し、鹿児島市バスへのタッチ決済対応のカード(クレジット、デビット、プリペイド)や、同カードが設定されたスマートフォン等による乗車サービス拡大ならびに鹿児島市電・市バスでの運賃月額上限設定サービスを開始すると発表した。
対象車両は、市電・市バス全車両(市電55両、市バス124両)となる。市バスのタッチ決済による乗車サービスは3月1日より開始するが、市電では2022年11月よりタッチ決済による乗車サービスを開始済みだ。対象路線は、市電・市バス一般路線全線、シティビュー、アイランドビュー となり、あいばすは対象外となっている。Visa、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯が利用でき、Mastercardについては、順次追加予定だ。
運賃月額上限設定サービスは、同一のカード番号かつ同一の媒体で乗車した場合に適用される。まや、1回の乗車で複数人分を決済した場合は、1人分の金額のみが対象となる。
なお、各者の役割として、鹿児島市交通局が市電・市バスの運行等に関する事項、三井住友カードがキャッシュレス導入支援、Visa、銀聯ブランドのタッチ決済に関するソリューション提供・認知プロモーション、stera プラットフォーム提供 (stera transit)、鹿児島銀行が鹿児島地域における認知プロモーションの展開、鹿児島カードが鹿児島地域における認知プロモーションの展開、ニモカが交通乗車手段に関する総合的なアドバイス 、QUADRAC が交通事業者向け決済および認証に関する SaaS 型プラットフォーム “Q-move”の提供、JCBがJCB、American Express、Diners Club、Discover ブランドのタッチ決済に関するソリューション提供・認知プロモーション、レシップが市バス車載機器の開発、取り付け、およびメンテナンスとなるそうだ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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