2011年5月4日9:00
amazonの電子書籍ツールKindle(キンドル)はAppleのiPadやソニーのリーダーなどと厳しい競争を繰広げている。そんななか、通常価格139ドルのKindleを25ドルに割引きするという戦略をamazonが打ちだした。
Kindleなどの電子書籍リーダーはスクリーンセーバーに自分の好きな画像を表示する機能がついている。amazonはこの機能を利用し、広告をここに掲載することによって、Kindleを割引きすることにした。
さらにKindleにはAdMash(アドマッシュ)という機能もつける。これはどの広告が好きかを利用者が選択できる機能で、広告主は広告に対する評価をオンラインでリアルタイムに調査することができる。
最初の広告主として名乗りをあげたのは、金融機関ではJPモルガンチェイスとVisa。そのほか、GMやプロクター&ギャンブルも手をあげている。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。