2024年3月25日15:20
Black Card Iは、LUXURY CARD(ラグジュアリーカード)の利用動向を読み解いた「2023年 新富裕層の消費動向」を発表した。
同調査によると、カード会員数が7年で4.7倍に成長し、2023年の全体のカード利用額は昨対比170%と過去最高額を更新。また、2023年12月単月のカード利用金額は前年同月比185%と過去最高記録をマークした。
加盟店カテゴリー別の利用金額ランキングでは、昨年3位だったレストラン、飲食店が1位に上がり、バー・ナイトクラブも昨年同様2位と、活発な外出活動が定着してきたと言える。また、2022年にランキング外だった広告費が5位に入り、利用金額も前年の4倍以上と各社のマーケティング活動が活発化した。同様に昨年はTOP10に入らなかったトラベル、ツアー予約サイトが8位に入り、旅行需要もしっかりと戻ってきたことを反映している。
伸び率が高かったカテゴリーでは、広告・マーケティング費の増加はビジネスへギアを一段上げていることを意味するが、それ以外のカテゴリーはほぼ個人でプライベート楽しむ項目で占められた。コロナ禍が収束を迎え、自由に行動できるようになり、ジムなどの健康面にも投資しながら、隙間時間にはゲームやレンタルコミックなどで、”自分時間”を楽しみ、ショッピングでは百貨店のみならずセカンドハンドの手段も活用するなど、やりたいことを制限なく楽しむ、アクティブな消費活動がうかがえるそうだ。
なお、ラグジュアリーカードは、2016年から日本で発行する、日本初のMastarcard最上位カード「World Elite Mastercard」を採用し、体験型優待サービスを提供するカードとなる。Mastercard Black Diamondをフラッグシップとして、世界80以上の特許を取得した日本初の縦型金属カードを発行している。
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ペイメントナビ編集部
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