2024年3月28日9:00
NTTドコモ(以下、ドコモ)は、2024年3月21日に記者説明会を開催し、「d払い」等の利用状況に応じてさらにdポイント(期間・用途限定)がお得に貯まる新料金プラン「ドコモポイ活プラン」の提供を2024年4月1日から順次開始すると発表した。
ポイント×決済×料金プランの融合
dポイントはドコモサービス外が85%に
NTTドコモ 営業本部 営業戦略部 部長 山本 明宏氏は「ポイント、決済、料金プランという3つのアセットを融合させることにより、dポイントの獲得を加速させます」と話す。
dポイントクラブは2015年の提供開始以降、会員数が増加し、2023年3月には会員数1億まで拡大する見込みだ。
ドコモでは、dポイントを多く利用してもらうため、さまざまなポイント還元を用意している。ドコモでの通信サービス利用に加え、街のお店での買い物、ネットショッピング、対象サービスからポイントが貯まる取り組みを行っている。dポイントを利用可能な店舗数は523万カ所まで拡大。また、2023年10月~12月までの消費データを見ると、dポイントを利用可能な店舗での利用率はドコモのサービス外で85%が使われている。これは、ドコモがさまざまな消費者ニーズに対応してきた結果だという。
d払いのデータを見ると、520万カ所で利用可能だ。ドコモでは、使い勝手の向上のため、2024年1月より、d払いアプリから Google Pay に追加することで、ドコモの回線の利用有無にかかわらず幅広い利用者に、スマートフォンをかざして支払いできる機能「d払いタッチ」の提供を開始した。また、d払いの支払い方法をdカードに設定することで、ポイント還元率がアップする点が特徴だ。
月4万のd払い決済で料金が実質2,750円に
キャンペーン中は最大13.5%還元
これらに料金プランを融合させることで、d払いでの買い物で、dポイントがもっと貯まり、使える世界を実現させる。それが、決済手段の利用状況に応じてさらにdポイント(期間・用途限定)が貯まる新料金プラン「ドコモポイ活プラン」だ。「ドコモポイ活プラン」では4月1日から「ahamo ポイ活」(3月22日からWebで受け付け開始済み)、2024年夏から秋の間に「eximo ポイ活」の2つを提供開始する。
「ahamo ポイ活」は、オンライン専用プラン「ahamo」利用者に向けたオプションだ。「ahamo」は2021年3月にシンプルさを追求した中容量プランとして誕生した。2022年6月にコロナ禍でのデータ使用料の拡大ニーズを捉え、+80ギガの大容量オプションである「ahamo大盛り」の提供を開始した。そして、「ahamo」誕生から3周年を迎える4月から、「ahamo ポイ活」を開始する。
「ahamo ポイ活」は、「ahamo大盛り」に月額2,200円(税込)の「ポイ活オプション」を追加することで、月額7,150円(税込)で利用できる。「ahamo ポイ活」での「d払い」利用時、基本の還元ポイントに加えて支払金額の3%分のdポイント(期間・用途限定)を、「ahamo ポイ活」の利用特典として還元する。2024年8月頃からは、「dカード GOLD」保有者で月々の支払いを「dカード GOLD」に設定している場合に、支払金額の5%分のdポイント(期間・用途限定)を、「ahamo ポイ活」の利用特典として還元する予定だ。
「ahamo ポイ活」の提供開始にあわせた「10%還元キャンペーン」を2024年4月1日から開催。月の進呈上限は4,000ポイントとなる。キャンペーン中は10%還元となるため、例えば4万円分の買い物をd払いで支払えば、4,000ポイントが貯まる。これを基本料金に充当することで、100ギガが実質2,750円となる。山本氏は「自信をもってお得でしょ!と言えるプランになっていると思います」と語り、笑顔を見せる。
もともとd払いの支払いではベースとして最大1%、お店でポイントカードを提示すれば最大+2.5%貯まる。これに「ahamo ポイ活」を加えればキャンペーン中は+10%となるため、最大13.5%の還元となるそうだ。
夏から秋に開始予定の「eximo ポイ活」は、「ahamo ポイ活」の利用者の反応を分析し、サービスを検討していくという。「eximo ポイ活」はドコモショップ店頭でも申し込み可能となる見込みだ。山本氏は「ドコモはポイ活を通じて、お客様の暮らしをより豊かにしていきたい」と意気込みを見せた。
キャッシュレスやQRコード決済のニーズが増加
dポイント経済圏は成長
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