2024年5月15日20:46
TOPPANホールディングスのグループ会社であるジェイエスキューブは、住民票や戸籍謄本などの各種書類を取得するために役所を訪れた住民による、手書き書類作成作業を簡略化するシステム「PASiD Face(パシッド フェイス)」を2024年5月15日から自治体向けに販売開始すると発表した。
「PASiD Face」は、マイナンバーカードや運転免許証などの本人確認書類を読み込んで真贋判定を行うと同時に、利用者の顔と本人確認書類のICチップに記録された顔写真と照合することで、本人確認を実施する。本人と確認できた場合、本人確認書類に登録された氏名や住所などの情報が申請書類に自動で記載される。これにより、来庁者の申請書などの各種帳票に手書きで記入する手間を大幅に削減することが可能だという。
また、本人確認書類の真贋判定に加え顔認証機能を搭載したことにより、なりすまし申請の防止につながるそうだ。
特徴として、マイナンバーカードや運転免許証といった本人確認書類の、券面スキャニングや暗証番号入力により、カードのICチップにアクセス。ICチップとの通信による判定とICチップ内の情報を確認することで、高精度な真贋判定を実現する。また、「PASiD Face」搭載のカメラで撮影した顔写真と、本人確認書類のICチップ内に登録されている顔写真を照合することで、顔認証を実施し、来庁者のなりすまし申請を防ぐ。
このコンテンツは会員限定となっております。すでにユーザー登録をされている方はログインをしてください。
会員登録(無料)をご希望の方は無料会員登録ページからご登録をお願いします。