2024年5月20日7:00
CCCMKホールディングス(CCCMKHD)は、食に関わるさまざまな企業向けマーケティング支援サービス「Market Watch」の市場競合パックに「外食アドバンスメニュー」を新たに追加した。
「Market Watch」は、約1.3億人のライフスタイルデータをもとに、マーケティングに資する複数のデータと連携をしながら、さまざまな手法でデータを分析・可視化し、より幅広いマーケティングをサポートするサービスだ。
今回は、流通・小売に比べ、データ分析ツールが少なく、チェーン横断の分析ソリューションが望まれる外食業態に向け、業態に特化した競合・メニュー分析が可能な「外食アドバンスメニュー」を追加した。家計簿アプリ「レシーカ」から収集したレシートデータをもとに、全国400以上の外食チェーンを横断したメニュー分析が可能だ。これにより、外食業態における業界分析や競合分析が深まり、メニュー開発・PR・事業戦略と幅広く事業の意思決定に利用できるサービスとなった。
「外食アドバンスメニュー」のメニュー分析では、チェーン横断のメニューランキングとして、例えばハンバーグカテゴリで、最も売れているのはどのチェーンの何のハンバーグかが分かる。また、メニュー併利用分析では、選択したメニューの併用ランキングとして、例えばチェーンAで商品Aを購入するユーザーは、チェーンBで何を購入するかが分かるという。チェーン分析のチェーンの利用率ランキングでは、例えばランチの時間帯に強いチェーンはどこか、レシート単価はいくらかを把握できる。チェーン併利用分析の選択したチェーンの併用ランキングでは、例えばチェーンA利用者が最も併用するチェーンを性年代別で見るとどこかが分かる。
メニューの特徴として、①5万人のモニターによる外食パネルデータ、②「分析用カテゴリ」「性年代」「エリア」「家族構成」「利用時間帯」「曜日」「メニュー単価」と、細かい集計軸の設定が可能、③食品・日用品とは異なり、業界共通のマスターデータが存在しない飲食業界に対して「レシーカ」から収集したレシートデータを活用し、メニュー名称とカテゴリ情報を独自に整備し分析可能に、④全国を対象に、400以上の外食チェーン・メニュー分析が可能、といった点が挙げられる。
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