WAF運用管理サービス「WAF24+」を提供開始(ネットマークス/ラック)

2011年5月19日12:23

ネットマークスはラックと提携し、2011年5月17日から、WAF(Web Application Firewall)運用管理サービス「WAF24+(ワフ・トゥエンティフォー・プラス)」を提供開始したと発表した。

「WAF24+」はユーザーのネットワークに設置したWAFの運用管理を代行するサービスである。対応機器はソリトンシステムズ社のWAF製品「Net´Attest WAF」。

サービスの特徴としては、WAF運用に関する技術者の教育や専任者を必要とせず、Webサイトのセキュリティ対策を高品質かつ低コストで実現する。また、ラックのセキュリティ監視センター「JSOC」が収集・分析した最新の攻撃手法や、Webサイトのセキュリティ診断による知見を集約し、自動更新されるシグネチャを使用している。さらに、誤遮断に対応したシグネチャやユーザーのWebサイトに合わせたシグネチャの作成・適用が可能である。

同サービスは、要件6.6など、ペイメントカード業界のセキュリティ基準である「PCIDSS」の必要要件にも対応しているという。

提供価格は、初期費用31.5万円、最小構成で月額24.5万円(別途、機器購入と導入費用が必要)。ネットマークスでは、ECサイト運営企業やPCIDSSへの対応を検討している企業などに提供し、初年度10社への販売を見込んでいる。

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