2024年8月26日15:38
シンプレクスは、JPYCにステーブルコイン取引システムを提供すると発表した
JPYC は日本円連動ステーブルコイン「JPYC(JPY Coin)」の発行・運営を行っている。「JPYC(JPY Coin)」は1JPYC=1円で取引される、パブリックブロックチェーン上で作られたプリペイド型のステーブルコインで、2021年1月に発行を開始してから、2024年8月には発行額が29億円を超えた。JPYCは2023年3月には関東財務局から第三者型前払式手段の認可を受けており、現在は、JPYCを償還可能にする資金移動業および電子決済手段等取扱業のライセンスを取得および、ステーブルコイン取引サービスの開始を目指している。
シンプレクスは同ステーブルコイン取引サービス開始に向けた準備として、ステーブルコイン取引システムの構築を進めている。同システムには、シンプレクスのソリューションSimplex Crypto AssetsとSimplex Fourthを活用し、アカウント開設、ステーブルコインの取引、ウォレット、管理画面・帳票作成などステーブルコイン取引サービスに必要な一連の機能を実現するという。
同サービス開始に向けて、シンプレクスはシステムの提供に加え、金融事業領域でのシステム開発・運用実績で培ったノウハウを活用し、金融庁認可に向けた準備や業務設計などサービス開始まで多角的なサポートを行っているそうだ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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