2024年9月26日7:10
ネットスターズは、米国ACI Worldwide(以下、ACI)と提携し、キャッシュレス決済の国際標準化をサポートすると発表した。両社は協力して、決済サービス事業者や加盟店向けに、国内および越境決済時の決済エコシステムを構築するワンストップ型決済ソリューションを提供するという。
ネットスターズのキャッシュレス決済に関する専門知識とACIの決済エコシステムの融合により、日本の決済事業者や加盟店は、トータルコストを削減しながら新たな決済サービスの迅速な開発や時代に即した決済体験の提供に取り組むことができるとしている。
同ソリューションは、ISO 20022フレームワークに対応し、標準化されたデータ、リッチデータ、構造化データのフォーマットを用いて、決済の自動化、費用対効果の高いコミュニケーション、相互運用性、そして決済インテリジェンスを実現するとしている。ACIのグローバルな経験、業界のベストプラクティス、国際カードスキームのコンプライアンスを日本市場にもたらすそうだ。
決済サービスプロバイダーおよび加盟店管理会社は、決済サービス設定とソリューションのオーケストレーション機能を活用し、さまざまなチャネルやエンドポイントとの間で行われる対面と非対面決済に付加価値をもたらすサービスを、スピーディーに、高いコスト効率で導入することができるとしている。クラウドとオンプレミス両方の導入オプションを提供しており、決済サービスプロバイダーと加盟店管理会社は、自社のデジタルトランスフォーメーション戦略に最適なモダナイゼーションジャーニーを選択することができるそうだ。
2009年の創業以来ゲートウェイ事業を展開。2015年にQRコード決済サービス「WeChatPay」を代理店として日本に初めて導入。以降、国内外のQRコード決済をはじめとするキャッシュレス決済を店舗に一度に導入・管理できるマルチキャッシュレス決済ソリューション「StarPay」を展開。現在は「StarPay」の技術力を基盤に、多角的なサービス展開に取り組んでいます。