2024年10月18日7:30
kmモビリティサービス、三井住友カード、ジェーシービー(JCB)、小田原機器、QUADRACは、2024年11月1日、kmモビリティサービスが運行するお台場レインボーバスで三井住友カードが提供する公共交通機関向けソリューション「stera(ステラ) transit(トランジット)」を活用したタッチ決済対応のカード(クレジット・デビット・プリペイド)や、同カードが設定されたスマートフォン等による乗車サービスを開始すると発表した。
利用者が手持ちのタッチ決済対応のカードや同カードが設定されたスマートフォン等を新たに運賃箱に設置する専用の端末にタッチすることで乗車できる。
お台場レインボーバスは品川駅港南口を起点にお台場まで最速16分で結び、レインボーブリッジを渡り、台場地区周辺施設を循環する路線だ。今回の取り組みにより、現在の利用者に加えて、訪日外国人利用者などの幅広い利用者への利便性向上を図るという。
利用できる決済ブランドは、Visa、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯となり、Mastercardについては、今後追加予定だ。
なお、各社の役割として、kmモビリティサービスがバスの運行、旅客案内、システム運用、三井住友カードがキャッシュレス決済の導入支援、“stera transit”プラットフォームの提供、Visa、銀聯のタッチ決済に関する導入支援・認知プロモーション、JCBがキャッシュレス決済の導入支援、JCBおよびAmerican Express、Diners Club、Discoverのタッチ決済に関するソリューションの提供、認知プロモーション、小田原機器がキャッシュレス決済システム、機器の開発・提供、QUADRACが交通事業者向け決済および認証に関するSaaS型プラットフォーム“Q-move”の提供となる。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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