2024年11月7日7:50
アントインターナショナルが運営するグローバル・クロスボーダー電子決済およびマーケティングソリューション「Alipay+(アリペイプラス)」が、Singapore Fintech Festival(シンガポール・フィンテック・フェスティバル)2024において、日本のコード決済事業者である「PayPay」とのパートナーシップを拡大し、日本国内の加盟店ネットワークをさらに拡充したと発表した。PayPayを含むローカルパートナーとの協力により、Alipay+のグローバルな決済エコシステムに接続する加盟店は日本全国で300万以上に拡大し、訪日観光客が自国のEウォレットを使って、シームレスかつ安全な決済体験を提供する環境が整うそうだ。
Alipay+の提携Eウォレットを利用する観光客は、日本国内のさまざまなMPM方式(店舗提示型)において、PayPayのQRコードをスキャンして決済ができる。Alipay+のロゴが表示されていない店舗でも、PayPayのQRコードを使って決済が可能だ。また、Alipay+とPayPayは、2024年12月20日~2025年1月10日までの間、加盟店と連携してプロモーションキャンペーンを実施する予定であるという。
同キャンペーン期間中、Alipay、AlipayHK、GCash、Kakao Pay、Toss Pay、Touch 'n Go、TrueMoneyなどの提携Eウォレットを利用するユーザーには、10%の特別割引(最大1,000円または50元)が提供される。また、Tinabaでは10%のキャッシュバックプロモーション(最大20ユーロ)も実施する。対象ユーザーは、キャンペーン期間中に1度のみ特典を利用可能だ。
日本では現在、Alipay+を通じて、Alipay(中国)、AlipayHK(香港)、GCash(フィリピン)、HelloMoney(フィリピン)、TrueMoney(タイ)、Touch 'n Go Eウォレット(マレーシア)、MyPB by Public Bank(マレーシア)、Kakao Pay(韓国)、Toss Pay(韓国)、NAVER Pay(韓国)、MPay(マカオ)、OCBC Digital(シンガポール)、Changi Pay(シンガポール)、EZ-link(シンガポール)、Hipay(モンゴル)、Tinaba(イタリア)を含む、16海外Eウォレットと銀行アプリを使用可能だ。
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