クレカ高水準、QRコード決済成長顕著に(JCB 2024年度版「キャッシュレスに関する総合調査」)

2025年3月12日19:46

ジェーシービー (JCB)は、市場のキャッシュレス利用実態を把握することを目的として、2024年度版「キャッシュレスに関する総合調査」を実施した。同調査は、JCBが2000年以降毎年、日本全国の一般消費者3,500人に対して行っているものだ。 調査時期は2024年9月17日~30日で、20~60代の一般消費者(学生含む)に対して実施。調査主体はプラグとなる。

同調査によると、クレジットカードの平均保有枚数は2.8枚、そのうち携帯枚数は2.0枚となった。

普段、何らかのキャッシュレスを利用している人の割合は95%。クレジットカードは保有率が2023年同様に87%、利用率は1%増の83%で高水準を維持している。コード決済は保有率80%、利用率73%とともに2023年より2%増加、逆に電子マネーは保有率77%と2023年から1%減少し、利用率も66%と2%減少した。デビットカードは2023年同様に保有率29%で、利用率は2022年から1%ずつ上昇の15%となった。

キャッシュレスの利用状況(JCB 2024年度版「キャッシュレスに関する総合調査」)

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