2025年4月24日9:02
韓国のSCSpro(エスシーエスプロ)は、Androidベースの決済ソリューション「RAYPOS」シリーズを立ち上げ、日本およびグローバル向けの決済端末の販売を強化する。中でも「RAY10」は日本市場を攻略する鍵となる製品だという。

「RAY10」はPCI PTS 7.0に合わせて準備
6.5インチの画面の上でタッチ決済
SCSproは、国内において大手SIer、キャリア、決済代行事業者などと連携し、大手空港などに決済端末を設置してきた実績がある。日本に進出して12年が経過し、製品に求める要求が高い日本市場において、自信をもって提供できる製品が「RAY10」だという。SCSproは、日本へのローカライズとユーザビリティの向上に向けて、決済端末での経験の長い金昌鎭氏が率いるNEXFIと包括パートナーシップ契約を締結している。
RAY10は、ドラフト段階であるPCI PTS 7.0のリリース後、いち早く準拠に向けてハードウェアを設計しているという。世界的にも早いタイミングでリリースをしたい考えだ。これにより、PCI PTS 6よりも長期にわたり使用することが可能になる。金氏は「日本の企業は製品の導入を慎重に検討するため、例えばPCI PTS5を採用したお客様であれば、次は7を採用すべきだと思います」と話す。
また、韓国製という点も1つの強みだというが、筐体では6.5インチの画面の上でタッチ決済ができるようにしています。また、主要な決済にも対応していく。「技術的な難易度が高く世界的にも対応しているモデルは少ないです。特に国内は電子マネーの規定があるため、かざす場所と金額の表示が同じ場所でできるのが理想です」(金氏)。大きな画面でスクリーンの上でタップできるようにしている。同端末は、製品要求の高い日本の声を参考にグローバルに進出する宣言を日本で初めて行う目的もあるそうだ。
他社と差別化できる製品を自負
国内での目標は?
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