2025年8月27日18:00
CYBER SEVENは、精算機を不要とし、IoT技術を活用した物理ロックとスマートフォン決済を組み合わせたパーキングシステム「SEVEN AI CLOUD」および「PARK WING・CYCLE WING」を2025年9月から販売開始する。同社では完全キャッシュレスの仕組みにより、5年後をめどに駐車場で100万、駐輪場で10万の販売を目指すという。
同パーキングシステムは、完全キャッシュレスを実現する。自動車のフラップ(PARK WING)または自転車のラック(CYCLE WING)にQRコードを設置し、車両を物理的にロックする。CYBER SEVEN 執行役員 吉満雄一郎氏は「車両を制御する機器を精算機を介さずに駐車場を制御可能です」と説明する。
支払いは、クレジットカード、PayPay、Paidy後払いといった手段に対応する。同システムは自動車のフラップなど1台ごとにQRコードを設置。利用者は、QRコードを読み取り、スマートフォン上でキャッシュレス決済を選択し、支払いを行うことで、ロックが解除される。
従来は2台の駐車場の場合、精算機やメンテナンス、集金業務などで100万円強のコストがかかっていたが、8割方の削減が可能だという。精算機や大規模な設置工事が不要となり、少ない台数でも駐車場や駐輪場を始めやすくなるという。
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