2025年9月16日8:20
明治の出資を受け、明治のマーケティングDX推進を担うWellnizeは、本格運用開始から7カ月目の2025年7月に10万人を突破した「明治会員ID」において、広告効果の向上やCPA(顧客獲得単価)の改善などの事例を同社公式noteに公開した。
なお、現在開催中の「10万人突破記念キャンペーン」では、開始から7日でエントリー数2万件を超える反響があるそうだ。プラチナ記念品や明治商品詰め合わせなどを含む総額約30万円相当の明治豪華セットが抽選で当たるほか、エントリーした人全員に明治ポイントをプレゼントするそうだ。
「明治会員ID」は、明治の商品・サービスを横断して利用できる共通IDプラットフォームとして、2025年1月に本格始動した。会員としてID登録すれば共通IDで公式アプリや会員限定サービス、独自ポイント「明治ポイント」を利用できるサービスだ。
ブランド横断で顧客接点を統合し、ユーザー体験の再設計を通じてLTV最大化を目指すマーケティングDXの中核基盤として機能しているという。
明治は、乳幼児からシニアまで幅広いブランドを展開する一方で、顧客接点がブランドごとに分断されており、継続的な関係構築が難しい状況だった。そこでWellnizeでは「明治会員ID」を中心に、ポイント・CRM・デジタルサービス・商品群が多層的に連携することで、ユーザーとの接点を統合・拡張するデジタル・マーケティング基盤を提案・構築した。ブランドを超えて継続的な関係を築くことで、明治全体の顧客体験を再定義している。
会員数の急成長に加え、各種デジタルサービスやキャンペーンとの連携により、ユーザーにとって価値ある体験が生まれているそうだ。単なる登録基盤ではなく、行動データを起点としたサービス設計や、ブランド間の連携によって、ユーザーとの関係性が継続的に深まる仕組みへと進化しているという。女性57%、30代25%という属性傾向は、セルフケア・ライフスタイル改善を支援するサービス群との親和性が見られ、接点設計の狙いに沿った動きが確認されている。
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