2025年10月6日11:26
みずほ銀行を含む、自治体・地元企業・大企業・大学など産官学金によって構成される 「旭川空港を起点とした MaaS 推進事業協議会」は、「旭川空港を起点とした MaaS 推進事業」として、MaaS アプリから得られるデータを分析・利活用し、観光消費額の増加による地域経済の成長と公共交通の持続可能性の向上を目的とする実証実験を、2025年10月1日から開始した。2026 年 1 月 31 日までの実施を予定する。
なお、同協議会による「旭川空港を起点とした MaaS 推進事業」は、国土交通省 「令和7年度日本版 MaaS 推進・支援事業(観光促進型)」に採択されている。
具体的には、ジョルダンが提供する 「乗換案内」アプリに、地域情報が集約された旭川専用の「スマートシティモード」を実装し、利用者の空港到着から市内・観光地への移動経路の検索、周遊デジタルパス 「あさくるパス Plus」の購入によるシームレスな移動、観光資源となる各種エンドコンテンツでの優待利用までをワンストップで実現する。
アプリから得られる利用者の位置情報・経路検索ログ・デジタルパス利用履歴等に基づき、空港から市内・市内間の移動実態や周遊動線、アプリ/パス利用の有無による行動差等を分析することで、観光客等の周遊性向上や消費の増加、周辺エリアの交通課題の解決に向けた検討に活用することを目指す。
具体的に「乗換案内」アプリ内に旭川専用モード(旭川版スマートシティモード)を実装する。アプリ上の地図に観光・飲食・イベントなどのエンドコンテンツ情報を表示し、そのままエリア内のバス移動を組み合わせたマルチモーダルな経路検索が可能だ。さらに、アプリ内から、周遊パスや特設ページなど各種コンテンツへワンタップでアクセスできることも特徴の1つとなる。
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