2025年12月1日23:55
GMOインターネットグループでGMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)の連結会社であるGMOイプシロン(GMO-EP)は、スタートアップ向けのオンライン決済インフラ「fincode(フィンコード) byGMO」のオプション機能として、2025年9月より提供中の「fincodeビジネスカード」に加え、今回新たに11月27日より「fincode請求書カード払い」の提供を開始した。

GMOイプシロンは、入金を待たずに売上金を活用できる「fincodeビジネスカード」と、クレジットカード決済によって支払いから引き落としまでの期日を延長できる「fincode請求書カード払い」を提供することで、導入事業者が入出金のタイミングを自ら設計し、キャッシュフローを柔軟にコントロールできる環境を実現するという。
「fincodeビジネスカード」は、売上金額に応じて利用枠が自動的に更新される仕組みにより、売上金の入金日を待たずにカード決済に活用できる、売上連動型のVisaブランド対応バーチャルカードだ。年会費・発行手数料・月額費用はいずれも無料で、カード利用額の0.5%をキャッシュバックする特典も備えている。
「fincode byGMO」の管理画面からカードの発行・停止・利用履歴の確認を即時に行うことができ、複数枚の発行にも対応している。さらに、支払方法として「fincode byGMO」の売上金からの相殺方式を採用しており、売上実績に応じて設定された金額の利用が可能だ。
「fincodeビジネスカード」を導入することで事業者は、売上金の入金と経費支払いのタイムラグを最小化し、想定外の売れ行き発生時の追加発注や、出張費・備品購入・繁忙期の広告出稿など、事業に関わるさまざまな支払いに柔軟に対応することができるという。
「fincode請求書カード払い」は、請求書の支払いをVisa・Mastercardブランドのクレジットカードで行える仕組みを備えている。事業者はクレジットカード決済を選ぶことで、支払いから引き落としまでの期間にゆとりが生まれ、キャッシュフローを柔軟に運用できるそうだ。
利用にあたっては請求書をアップロードし、クレジットカード情報を入力して申請する。申請から約2営業日で審査が完了し、審査を通過した場合は取引先の口座へ振込手続きが行われる。これにより、事業者は支払時期を把握しやすくなり、日々の経理業務をスムーズに進められるそうだ。
なお、提供開始日の2025年11月27日~12月23日まで、リリースキャンペーンを実施する。fincodeバイヤーアカウントを持ち、GMOイプシロン所定の審査を経て承認された事業者で、2025年11月27日~12月23日の期間に利用申し込んだ取引について、fincode請求書カード払い手数料を、通常手数料3%のところ2%に設定するという。













