2025年12月25日14:30
Reekon Pte Ltd(シンガポール)は、日本市場でのPCI決済・認証サービス事業の本格展開のため、日本法人 Reekon Japanを 2025年9月5日に設立した。2026年1月以降より、日本での事業を本格展開開始する。セールスディレクターには、門山隆英 氏が就任した。
Reekonは、「ENABLING TRUST」をミッションに掲げ、製品のセキュリティを確保し、顧客が業界標準に準拠することを支援する専門企業だ。特に、キャッシュレス決済の国際規格である PCI(Payment Card Industry)や EMVに強みを持ち、トレーニング、コンサルティング、テスト、認証サポートを通じて、顧客の製品が市場に迅速かつ安全に投入されるよう支援しているそうだ。
同社は、PCI Security Standards Council (PCI SSC) のAssociate Participating Organization (APO) の一員でもある。
2015年以降の過去10年間で、同社はすでに8社以上の日本企業に対し、PCI関連のコンサルティングサービスを提供している。今後は、日本法人を戦略的な現地拠点として、グローバルネットワークを活用し、国内のパートナー企業と緊密に連携しながら、日本市場で積極的なプロモーションを展開していく予定だ。
Reekonの日本における事業の主軸は「決済・認証技術」だが、この分野で培った高度な専門知識を活用し、より広範なサイバーセキュリティ分野においても、顧客の製品やソリューションに関するコンプライアンスおよび認証取得のニーズを支援するという。
同社は、決済セキュリティ認証支援として、PCI MPoC、PCI PTS、EMVなどの国際標準規格に対する認証取得を支援する。また、テストサービスとして、ペネトレーションテスト(ブラックボックス/ホワイトボックス)や脆弱性分析を通じて製品やシステムのセキュリティを評価し、継続的な改善とコンプライアンス維持をサポートするそうだ。













