2011年10月26日13:55
イオンと広島県は、2011年10月25日、連携と協力に関する包括提携協定の締結に合意したと発表した。同協定により、広島県とイオンは、電子マネー「WAON」の活用や、広島県産品の販路拡大、災害対策、環境対策、地域振興の促進など10項目について両者で協力し、さまざまな取り組みを進めていくという。
取り組みの第一弾として、広島県の子ども元気いっぱいキャラクター「イクちゃん」と次世代を担う子どもの健全な育成をイメージした「広島県・子育てイクちゃんWAON」を10月25日から発行する。カードは1枚300円で、中四国エリアの総合スーパーの「イオン」など、約60店舗で販売をスタート。その後、11月上旬から、全国のイオンで販売する予定だ。カード販売目標は、初年度5万枚。同カードが全国12万箇所のWAON加盟店で利用された場合、その金額の一部をイオンから広島県の子どもたちの夢や子育てを応援する事業に役立ててもらうという。
同協定を機に、広島県とイオンはこれまで以上に連携し、地域の活性化や県民への新しいサービスの創出に連携して取り組む方針だ。