2014年10月9日20:00
イオンと淡路市は、2014年10月8日、地域振興協定を締結したと発表した。
今回の協定の目的は、イオンと淡路市が相互の連携を強化することにより、双方の資源を有効に活用した協働による活動を推進し、淡路地域の一層の活性化および市民サービスの向上に取り組むこととなる。
同協定により、イオンと淡路市は、淡路市産品の地産地消推進や商業・観光の振興、電子マネー「WAON」の活用や、地域の安全・安心に関することなど、5項目について両者で協力し、さまざまな取り組みを進めていくという。
取り組みの第一弾として、淡路の夏の名産物であるタコや、世界一の大きさといわれる淡路の渦潮をデザインした「がいな淡路WAON」を2014年11月1日より発行する。WAONの名称には、淡路弁で「ものすごい」を意味する「がいな」を名づけたそうだ。
同カードが全国19万カ所の「WAON」加盟店で利用された場合、その金額の一部をイオンから淡路市に寄付し、淡路の地域振興に役立ててもらうという。
まずは、近畿エリアの総合スーパーの「イオン」など、約80店舗で販売をスタートし、その後全国に順次拡大する。カード販売目標は初年度3万枚。