2011年11月10日9:00
クレジットカードやデビットカード、プリペイドカードなどのカード不正額は、カードの普及にしたがい年々増えている。
2010年世界のカード不正被害総額は76億ドル(約6,000億円)だった。前年対比10.2%増である。
これを100ドルあたりの不正被害額に換算すると、2010年は4.46セント。2009年は4.71セントだった。
不正被害額をカード発行ビジネスと加盟店ビジネスに分けると、発行ビジネスの被害が63%。残り37%が加盟店ビジネスだった。
カード発行会社の主な不正はPOS、加盟店ビジネスの不正被害はWebショッピングや電話販売などの非対面販売だった。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。