2011年12月3日9:00
Eコマースの成長にあわせて、なりすましやデータブリーチなど不正取引が増えている。不正対策はEコマース事業者だけでなく、決済業界にとっても大きな課題である。
そんななか、不正防止のソリューションを提供するReD社が、IP (Internet Protocol)ベースの不正防止技術をアップグレードした。
IPと地理的情報を統合したソリューションで、オンラインショッピングをしている相手の位置情報を正確に把握することができる。
詐欺を働く輩は、IPロケーションをわからなくして不正を働くことが多い。たとえば、利用者はアフリカなのだが、IPアドレスをみると日本というケースである。
ReD社の新ソリューションを採用すると、疑わしいIPアドレスの場合フラグがたつので、50%から70%も阻止できるという。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。