2012年1月12日12:31
ネットマイルとモバイルマーケティング・ジャパンは、約253万人のネットマイル会員のうち「スマートフォンユーザーのみ」を囲い込んだ「スマホパネル」会員を対象に、「SNS利用」に関する調査を実施し、その結果を発表した。
今回は、スマートフォンユーザーのフィーチャーフォンの利用時期との比較を踏まえながら、「SNS利用率」、「利用SNSの種類」、「各SNSに対する満足度」などを調査・分析している。調査期間は、2011年11月25日~29日で、有効回答数は870サンプルとなっている。
同調査結果によると、スマートフォンを持ったことで、どれだけSNS市場が伸びたかを見たところ、フィーチャーフォンを持っていた時にSNSを利用していた人は約4割。スマートフォンを所持してからは約7割と、30ポイント近くの差があるという。
次に、利用SNSを具体的に見てみると、フィーチャーフォンでのSNS利用率は「mixi」がもっとも高く約7割。2番目の「Twitter(約4割)」と3割近くの大差をつけている。一方、スマートフォンでのSNS利用率は「Twitter(64%)」と「Facebook(51%)」が高い傾向にある。
「もっともよく利用する」SNS(単一回答)を見てみると、複数回答と同様にトップは「Twitter」で37.1%。2番手、3番手は逆転したが、ほぼ同率で、「mixi」、「Facebook」が続く。また、各SNSの利用開始時期を見ると、「mixi」は「3年以上前」の割合が6割以上と非常に高く、提示したSNSの中で最も古くからの主利用ユーザーを多く抱えていることになる。「GREE」、「Twitter」は「6カ月~2年前」、「Facebook」はさらに主利用者の利用開始時期が近く「3カ月~1年前」が多い傾向にあるという。