2012年2月25日9:00
電子書籍になると、オンライン決済となる。この市場に狙いをつけた1社がバーチャルピギー(Virtual Piggy)。18歳以下の若年層向けにモバイルアプリケーションを提供し、オンライン決済を可能にした。
米国では子供のオンラインプライバシー保護法(Children’s Online Privacy Protection Act)というのがあるが、これに準拠した機能を提供している。
8歳から18歳までの年間決済額は500億ドル(約4兆円)。クレジットカードをもてないこの層に、新たな決済手段は必須であった。
子供がオンラインショッピングする際、必ず親にE-mailやショートメールが届き、親が承認してはじめて購入できるようになっている。この仕組みがバーチャルピギーの特徴。
スマートフォンやタブレットの普及が子供にも進むことは確実。子供向けのモバイル決済ソリューションは有望だ。
■「カードBizと僕の勝手気ままログ」のリアルタイム更新はこちら
※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。