2012年4月9日12:39
ウェルネットは、クレジットカード決済上の保護、処理、転送に関するすべての決済システムにおいて、ペイメントカード業界の国際基準である「PCI DSS」の認定を取得したと発表した。
PCI DSSは、国際ペイメントブランド5社が共同で策定した、ペイメントカード業界におけるグローバルセキュリティ基準である。ネットワークの構築・維持、データの保護、虚弱性管理プログラムの整備、アクセス制御、ネットワークの監視およびテスト、情報セキュリティポリシーの整備など12の要件が規定されており、さらには200以上の詳細な項目で構成されている。
昨今、カード会員データに関わる情報流失事件が、大小問わず多数報告されており、その防御体制の必要性を改めて考える時代となっているため、ウェルネットはPCI DSSに準拠することにより、確実にセキュリティレベルを上げ、これを維持することでカード決済に対する顧客からの信頼感を高めていきたいとしている。