2012年5月18日9:00
現金利用は10年前と今とでは、どう変わったのか。MasterCardは「現金を超えた世界」調査を実施した。インターネットとEコマースの普及で、この10年の決済環境は激変している。
10年前とくらべると現金を使わなくなったと回答した米国民は73%、4人に3人の割合だ。オンラインショッピングや非接触決済によって、ショッピングスタイルが変わってきている。
5月の第2日曜日は母の日だが、プレゼント購入は現金か電子決済か。という質問に対し、現金と答えたのは25%、電子決済は45%だった。母親とはなれて暮らしている人が多く、オンラインでプレゼントというケースが増えているからだ。
現金取引でストレスがたまるのはどんなときなのか。自販機でくしゃくしゃの紙幣を使うとき、と回答した人は63%だった。レジなどで正確なお釣りを探す人を待つとき、という人は40%。ATMをみつける時間と回答した人は29%だった。
紙幣の94%は最近を運んでいるとABCニュースで報じられたにもかかわらず、紙幣を扱った後で手を洗わない人は約半数(49%)もいた。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。