2012年6月7日8:00
エキサイトは、伊藤忠商事、およびインドネシアのシナルマス・グループ(Sinar Mas Group)と共同で、インドネシアにおいて初となるポイント・プログラム・サイト「エキサイトポイント」を開始すると発表した。
エキサイトポイントの利用者は、会員登録、商品の購入、アンケートへの回答など、オンラインでの活動を通じてポイントを獲得することができる。ポイントとの交換対象は、ポイント・プログラムに参加している企業の商品やサービスとなる。参加企業としては、ポイント・プログラムに参加することで、商品やサービスの販売を促進することが可能となる。サービス開始当初は、シナルマス・グループ傘下のモバイル通信キャリアであるスマートフレンの無料通話・無料データ通信などとも交換可能になっており、携帯電話契約者の90%以上がプリペイド契約のインドネシア市場では利用者に大きなメリットを提供できると同社では考える。
現在、インドネシアでは航空会社のマイレージやクレジットカード会社のポイントなど、自社のマーケティング活動として提供しているポイント・プログラムはあるが、ポイント・プログラムに参加する企業から「広告費」として、ユーザーに付与するポイントの原資を確保するモデルは確認できておらず、このようなモデルとしてはインドネシア初のポイント・プログラム・サイトとなる。
伊藤忠商事は、エキサイトのブランドホルダーとして、世界66カ国に約130の拠点およびグループネットワークを活用しエキサイトと連携しながらサービス展開のサポートをしていく。同社では、同プログラムの地場マーケティング、ポイント交換先の拡充、広告クライアントの獲得などを支援するとともに、今後はシナルマス・グループが手がける幅広い事業分野(不動産、金融、情報通信等)を中心に、ポイント利用の対象範囲を広げていきたいとしている。