2012年7月25日10:00
イオンと佐賀県は、2012年7月23日、包括協定を締結したと発表した。
今回の協定の目的は、イオンと佐賀県が相互に緊密に連携することにより、双方の資源を有効に活用した協働による活動を推進し、佐賀県のさらなる地域活性化および県民サービスの向上に取り組むこととなる。
同協定に基づき、イオンと佐賀県は、イオンの電子マネー「WAON」の活用や地産地消・農商工連携の推進、観光情報・振興、地域防災への協力、高齢者支援、環境保全や環境対策など14項目について両者で協力し、さまざまな取り組みを進めていくという。
同協定の取り組みの第一歩として、佐賀県で開催されるアジアで最大級の熱気球競技大会である佐賀インターナショナルバルーンフェスタをデザインした電子マネー「がばいよか!佐賀WAON」を、8月中旬より発行する。まずは、九州エリアの「イオン」、「マックスバリュ」、「イオンスーパーセンター」など約70店舗で販売をスタートし、その後、全国のイオン約410店舗で販売を行う。発行手数料は1枚300円(税込)となり、カード販売目標は初年度3万枚。
同カードは、全国約14万8,000箇所の「WAON」加盟店で利用可能だ。また、同カードの利用金額の一部を、イオンから佐賀県が進める子どもたちの夢や未来を応援する事業に寄付するという。