2013年1月22日9:00
米国の経済を牽引しているのは、ベンチャーだ。そのベンチャーを育成するための投資が、今年も積極的におこなわれている。
決済やEコマース関連で100万ドルを超える出資を受けたベンチャーは、2013年1月7日だけでも4社あった。
最も金額が大きいのはシェイプセキュリティ(Shape Security)で2,000万ドル。従来のWebセキュリティを破壊的に革新するソリューションを目論んでいる。今回の調達は2回目で、1回目をあわせると2,600万ドルになる。
次に多かったのがペイミル(Paymill)で1,320万ドル。米ベンチャーのストライプ(PayPalの格安版)の欧州バージョンだ。現在すでに34カ国にサービスを提供している。
第3位はレミットリー(Remitly)で260万ドル。オンライン送金サービスを提供する会社で、合計で510万ドルの投資を受けた。すでに米国内16州でサービス提供している。
ついでタップイット(Tapit)が240万ドル。オーストラリアのシドニーが本拠で、NFCのスペシャリスト集団だ。マイクロソフトやサムスン、ボーダフォンなどのクライアントを有している。
日本のベンチャーはもっと頑張って世界にアピールしなければならない。とともに、日本のベンチャーキャピタルは、真のキャピタリストに成長しなければならない。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。