2013年3月29日11:40
富士通アドバンストソリューションズ(FASOL)はこのほど、NTTデータ様が提供するカード決済総合サービス「CAFIS」の1つであるセンター間接続サービス(CAFIS TCP/IP手順)の利用を容易にするソリューション「CAFIS COUPLER Advance」の販売を開始した。同製品が提供するアプリケーションインターフェース(API)を使用することにより、CAFIS TCP/IP手順の接続仕様を意識することなく、業務アプリケーションの開発が可能だ。
導入企業は、簡単なAPIの呼出しのみでCAFISセンターへの接続を実現。これにより、開発者は業務アプリケーションの開発に注力することができるという。
また、PCI DSSを意識したセンシティブ情報をマスク化を行い、パッケージで一時的に保持する電文データも暗号化している。さらに、ログとして保存される電文データのセンシティブ情報のマスク化にも対応している。
企業は、CAFIS COUPLER Advance を利用することでCAFIS接続試験の一部が免除されるため、短期導入につながるメリットもある。
なお、CAFIS COUPLER Advanceは、約300ユーザの導入実績を持つ「CAFIS COUPLER」の後継製品であり、充実した機能を踏襲するとともに、利便性向上を図る機能拡充も行っているという。