2013年4月3日15:54
レピカは、ドコモ・イノベーションベンチャーズ(DIV)が運営する「ドコモ・イノベーションファンド投資事業組合(DIファンド)を引受先として、総額1億1,340万円の第三者割当増資を実施したと発表した。
レピカは、企業向けに顧客管理、ポイントカード・電子マネー、会員向けメール配信システムを提供しており、それらを統合したCRMプラットフォーム「ポイントプラス」は全国の大型ショッピングセンター、大手ファストフードチェーンなどに導入している。
また、子会社のアララは、プラットフォーム型ARアプリケーション「ARAPPLI」、「アプリソムリエ」など、各種スマートフォンサービスを提供している。
一方、DIVは、NTTドコモが、NTTインベストメント・パートナーズ(NTT-IP)の全株式を日本電信電話株式会社(NTT)より譲り受け、NTTグループを代表してベンチャー企業との連携強化、投資等を行うために2013年2月に新たに設立されたファンド運営会社となる。また、DIファンドは、DIVが設立した運用総額100億円のファンドで、レピカへの出資は同ファンドの出資第1号案件となる。
レピカは、今回の増資によりドコモとの事業連携をさらに強化していく方針だ。また、今回調達した資金は、決済・ポイントサービスのスマートフォン連携の強化、ARをはじめとするスマートフォンサービスへの開発投資およびそれらサービスの世界市場に向けての展開資金として活用する予定となっている。